有限会社 巽社(群馬県佐波郡)

課題
改善
採算が取れないので断っていた小ロット(概ね1000個以下)の印刷に対応できる体制を整えたい。
1個からの印刷に対応できるようになったほか、オリジナルスマホケースの製作・販売事業にも進出。

インクジェットプリンタで個々に対応できる会社を目指す!

有限会社 巽社(群馬県佐波郡)
(業種:シルク印刷、パット印刷、オリジナルインキの製造販売)

導入機器:UJF-3042HGUJF-3042FXCJV30-60

代表取締役社長 井野 克彦樣


代表取締役社長 井野 克彦樣

これまでの主な仕事内容と導入のきっかけを教えて下さい

当社は主に工業製品への印刷を行っています。プラスチックや金属への印刷を行っており、可能な範囲で様々な印刷も引き受けています。 シルク印刷、パット印刷 何にでも印刷しますよ、水と空気以外は。(笑)
今までは完全にBtoBのビジネスでした。ロットは1000個、2000個が最低。
ですから小ロット(少ない数からの注文)対応はしていませんでした。 例え1個であっても専用の色ごとの版を作る必要があり、制作費が高額になってしまうんですよ。 見積もりをとった時点で相手側が価格に難色を示し、お引き受け出来ないということもしばしば。 小ロットの仕事を獲得できないなんて勿体ない!
今から10年ほど前にミマキでインクジェットプリンタを見たのですがその時は正直まだ早いと思っていました。 値段も高かったですしね(笑)
それから何年かして、展示会や街にある商品を見て「これいいな! そろそろインクジェットも欲しい」と思うようになりました。
ある時、ホチキス表面に色つきの模様・キャラクターを印刷する依頼が。限定販売するというノベルティーの案件であり、 まさに「小ロットの仕事」でした。「これならインクジェットプリンタでできる」という直感が導入の決め手となりました。


ホチキス本体へのプリント

そのノベルティーを見せていただけますか?

ホチキス本体へのプリントは今でもたくさん実施しています。 でもこの商品は、ホチキスの針にもインクジェットでプリントしてあるんです。
すごい人気で、うちで作っているのにこれを買うために、我々が販売先へ購入しにいきました。(笑)
現在はインターネットでスマホケースの販売をしています。2012年の12月に立ち上げたばかりでまだ試行錯誤していますが…。


最初のきっかけは単純で、松永さん(ミマキ東京営業スタッフ)にサンプルを見せてもらったのがきっかけです。 面白いな~って。自分で欲しいと思いましたし、欲しい人がたくさんいるんじゃないかと素直に思いました。
出品している商品は、箔を使ったものやドーミングを使ったものまで様々です。箔はギラギラというより風合いを出すことを工夫しました。
またドーミングは滑り止めにもなるんです。車のダッシュボードに置くとよくわかります。


データづくりの工夫点はありますか?

ケースのデザインは自分でも作成しますが、最近では専門学校に依頼し、デザインの提供をしてもらったりもしています。 デザイン数を増やすこともありますが、私の趣味や嗜好でデザインの偏りが出ることを防ぐという狙いもあります。 1月からたった3ヶ月で130個もの作品が集まりました。学校とのコラボはとても効果的です。
生徒さんたちは、普段ポスターなど2Dのものを制作していますが、スマホケースのような立体物にプリントされたものが成果として現れるので、 喜んでくれています。授業の一環なので、単位もかかっていますから意欲的ですよ。(笑)


オリジナルデザインのスマホケース

デザインを提供してくれた生徒には無償でそのデザインがプリントされたケースをプレゼントしています。 10個デザインを作ってくれたら10個プレゼントしていますよ!
普通のショップでは買えないような特殊加工のケースなのでその魅力をしっかり伝えたい。




シルクプリントとインクジェットプリント、比べてみてどうですか?

1000個くらいのノベルティーなんかは全てインクジェットで対応しています。 フルカラーで版がいらないので印刷もすごく楽ですね。 シルクでデザインが3色だと、版も3ついるし、刷りの工程も3回いるでしょ。

まず全部箱から出しておいて、治具にセットして印刷。印刷が終わったものから箱詰め。 人員もシルク印刷のよりも少なくてすみますね。
1000個くらいのノベルティなら1日/1.5人ぐらいで済みます。失敗もなく無駄も出ない。
シルクは大量生産ができるし、工業製品や一般向けの製品に対しても今後もなくならないと思うんですけど、インクジェットでの印刷は、これからどんどん増えるでしょうね。特にUV。
それからたま~にお得意様の記念品に1つだけお客さんの会社のロゴを印刷したいなんて要望もあるんですよ。
そんな時、すごく喜んでもらえますね。1個でも対応出来ますから。


制作工程削減で人件費DOWN、生産性UP


これからの市場について、どう思われますか?

工業製品は数が多いですから、やっぱりシルク印刷やパット印刷がいいんです。 でもこれは中国へ流れていく技術です。現に、近年かなり仕事は減っていると思います。
これからは「個々に対応できる会社が勝つ時代」が来ると思っています。趣味の分野、付加価値を生み出す分野はどんどん伸びていくと思います。
もっと言ってしまうともうそこしか伸びないと思います。例えばスマホケースでも孫が書いてくれたい爺ちゃんの似顔絵を印刷するとか。
個人個人の「これ欲しい!」という要望に応えていきたいです。まだまだ試行錯誤していろいろ試していきたいです。 「こんな感じにプリントできるのか」とかそういった発見が毎回楽しいです。 常にアンテナを張って市場のニーズ、需要があるものを見つけて、挑戦し続けていきたいですね。


井野 克彦社長とミマキスタッフ

本日はありがとうございます、とても勉強になりました!
常に挑戦&研究しつづける社長の姿勢に脱帽です。
インクジェットでお客さん一人一人のリクエストにお応えできる! と大絶賛を頂きました。
これからもよろしくお願いいたします!

☆インタビュー時点では楽天市場への出店を目指していらっしゃった井野社長。
ついに、お店をオープンされたそうです!
あなたの携帯電話が巽社製ケースに収まっている日も近い…?



有限会社 巽社
代表取締役社長 井野 克彦
群馬県佐波郡玉村町大字角渕5190
TEL0270-65-2339 
FAX0270-65-3317

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保有機種
UJF-3042HG 1台
UJF-3042FX 1台
CJV30-60 1台


企業・団体プロフィール

  • 名称有限会社 巽社
  • 業種シルク印刷、パット印刷、オリジナルインキの製造販売
  • 住所群馬県佐波郡玉村町大字角渕5190
  • 電話番号TEL:0270-65-2339 FAX:0270-65-3317
  • URLhttp://www.tatsumisya.co.jp/

導入した製品

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