1. 3Dデータのエラーを自動修正
3Dデータの作成方法によって、3Dプリントに適さない場合があります。本製品は、そのような際に3Dデータのエラーを自動修正し、形状を最適化するソフトウェアです。
3D造形のワークフロー
2. 簡単操作
ブラウザ上で操作するシンプルなワークフロー。データをアップロード後、修正方法を選択するだけでデータ修正が完了します。修正が完了したら自動でお知らせメールが届きます。
3. 造形物の種類により最適な4つの修正方法を選択可能
キャラクターモデルに適した「Character」、機械的なモデルに適した「Mechanical」、自動車のようなモデルに適した「Vehicle」の「3つの簡易修正タイプ」から選択することで、タイプに合わせた3Dモデルの自動修正条件をすばやく設定することができます。そのほかに、さまざまな修正機能を任意でコントロールできる「Pro」があります。用途に合わせて自動修正の条件を指定できます。
4. 8つの主要な機能
THICKNESS(厚み修正)
3Dデータの薄い部分に厚みを増やす機能です。厚みを増やす事で造形物の強度を高めます。また、3DUJシリーズにおいて厚みが薄い事により色が透過する際にも有効な機能です。
CLEARANCE(隙間埋め修正)
3Dデータ内部の隙間を埋める機能です。内部の隙間を埋める事で、造形物の強度を増すことができます。
HOLLOWING(中空形状修正)
3Dデータの形状を空洞にする機能です。造形物を軽量化する際に有効です。
CUT TRANSPARENT PARTS(クリアパーツ※のカット修正)
3Dプリント用に作成されていない3Dゲームや映像などの3Dデータには、3Dプリントに不要なクリアパーツを含んでいる場合があります。このクリアパーツを削除する機能です。
※3Dデータの作成過程でガイドラインとして使用するパーツ
TEXTURE OPTIMIZATION(テクスチャデータの最適化)
テクスチャデータを自動で最適配置します。複数のテクスチャデータも1つのデータに集約できるため、3Dプリント時の処理速度が向上します。
MIX TEXTURE AND MATERIAL COLORS(マテリアルカラー※有効化設定)
3Dデータ内にあるマテリアルカラーとテクスチャを3Dプリント用データへ反映させる機能です。テクスチャにマテリアルカラーのデザインを指定した際に有効です。
※素材自体が持っている色のこと
CLOSE HOLES(穴埋め修正)
3Dデータの穴を埋める機能です。3Dデータの周囲のテクスチャ情報を参考に自動で色を付け、穴を埋めて修正します。
USE VRM PIPELINE(VRMデータ※修正)
アバター用に作られた「VRMデータ」の修正に特化した機能です。作成過程でガイドラインとして使用しているクリアパーツの削除や、表面の平滑化など複数の修正を行います。
※VRアプリケーション用のアバター専用ファイルフォーマット
5. わかりやすい確認画面
3Dデータのエラー数やモデル情報、形状や色味を修正前後で確認することができます。スライスビュー機能で3Dデータを断面表示して内部の修正結果を確認することもできます。
新着情報
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2022年01月19日 製品情報
【動画公開】フルカラー3Dデータ修正クラウドソフトウェアサービス「Mimaki 3D Print prep Pro」の説明動画ページを公開しました -
2021年11月15日 イベント
【ライブ配信】「フルカラー3Dプリントがもっと身近になる基礎講座 -3D Print prep Proを使ってフルカラー3D出力用データに簡単修正-」(11/25 12:30~12:50)のご案内 -
2021年10月05日 製品情報
3Dプリンタで使用する3Dデータのエラー修正と形状を自動で最適化 クラウドソフトウェアサービス「Mimaki 3D Print prep Pro」を発表