ほとんどの生地に、世界トップレベルの高発色、高画質
熱を加えて顔料を繊維に固着させる、バインダー(接合剤)配合のインクです。生地の通気性、吸水性を損なわず、高発色で美しいプリントが実現。生地素材を選ばず、Tシャツデザインをはじめとするアパレル、のぼり等のサイン・ディスプレー、ファブリック等さまざまな分野で活用できます。ホルムアルデヒド含有量が少なく、環境にも肌にもやさしいインクです。
染料に匹敵する発色、色再現性を実現。写真もグラデーションも美しく
染料にかなわないといわれてきた顔料インクの発色性、色再現性をMimakiテクノロジーが極限まで高めました。特色を使うことで、より幅広い色域を再現できます。文字、ロゴマークから写真、絵画まで、仕上がりは目を見張る美しさ。グラデーションや線画もデザイン原画のニュアンスを損ないません。
捺染顔料インクの定着方式
蒸し、洗い、乾燥の処理が不要です。プリント後は熱定着の工程のみで済むため、後工程の設備が簡素化できます。
※プリントする条件によっては、蒸し・洗いなどの後加工が必要となる場合があります。
耐光性、洗濯堅牢性もトップクラス
色あせやヤケに強い耐光性を備えています。また、JISの洗濯堅牢度テストにおいて4~5等級という最上級の堅牢性を持ち、長期間にわたる使用や洗濯を経ても鮮やかさを保ち続けます。
TP400インク堅牢度
TP250インク堅牢度
TP3インク堅牢度(KCMYのみ:淡色Tシャツ)
TP3インク堅牢度(着抜染:黒色Tシャツ)
プリンターひとつで完了! 導入してすぐ使えます
小ロットのTシャツプリントをより美しく、よりデザイン性の高いものにしたいという思いから開発された捺染顔料インク。染色の専門知識・技術・設備、さらには前後の工程も必要とせず、プリンターですべての処理をおこなえるため、導入が簡単。しかもTシャツ1枚からのオリジナルプリントが可能です。従来のシルクプリントに必要だった型紙等のコストもかかりません。
※Tシャツプリンタ(GP-604 Series、GP-1810 Series):販売終了製品
抜染プリントと組み合せて濃色生地にも鮮明デザイン(TP3 x SPC-0540)
Mimakiが世界に先駆けて開発したインクジェット対応の抜染液(SPC-0540)を活用すれば、反応染料で染色された色をきれいに抜くことができ、濃色生地の白抜きデザインや黒地への鮮明なプリントなどコントラストのはっきりしたデザインを再現可能です。着色と抜染を同時におこなうことができるのも、インクとマシンの両方を自社内で開発できるMimakiテクノロジーならでは。