高付加価値プリントを提供するホワイトインク
意匠性を高めるホワイトインク
透明メディアへのプリント時に、カラーインクの下地としてホワイトインクを使用することで色鮮やかな色彩表現が可能になります。また、カラー+ホワイト+カラーの3層でプリントすることで、どちらから見てもカラーが美しいウィンドウサインが作成できます。さらに、ホワイトを単色で使用することでシックな意匠性の高い加飾も可能になり、幅の広いサイン提案が可能になります。
昼も夜も美しい内照式看板
UV硬化インクは、ソルベントインク等の他インクに比べ表面皮膜が厚くなり、内照式看板で内側から光を当てた際にも発色がよく美しい仕上がりになります。さらに、ホワイトインクを搭載することで、カラー+ホワイト+カラーの3層プリントが可能です。通常、UV効果のカラーインクのみを複数層重ねて隠蔽性を高めようとすると、内照をOFFにしている昼間にカラーが強く出すぎて全体的に暗い色味になってしまいます。しかし、『UJV55-320』は、3層プリント時にホワイトを間に挟むことで昼間でも本来の美しい発色を実現します。用途、設置場所、データに合わせた美しい内照式看板の提案が可能になります。
― 内照式看板断面図 ―
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内照式看板の仕上がりをプリントしながら確認
プリント中に内照式看板としての仕上がりを確認出来る『確認用LEDライト』を標準搭載。巻き取る前に、実際に施工する環境に近い状態で確認が行えるため、プリントミスや、データ不良などの不具合が発生した場合にもすぐにプリントを停止し、メディアの無駄を最小限に抑えられます。また、プリントと同時に確認が行えるため、プリント後の確認時間を短縮し、生産性を向上させます。
3.2m LED-UVプリントによる高い生産性
乾燥時間不要のUV硬化インク
UV硬化インクは、UV光(紫外線)を照射することで瞬時に硬化するため、プリント後の乾燥工程が不要になります。プリント後すぐに後加工や施工を行えるため、制作時間を短縮し生産性を高めるとともに、短納期の仕事にも対応が可能になります。
高速モード60m2/hの生産性
バナー向け高速モードで60m2/hのプリント速度を実現します。メディア種、解像度に合わせてプロファイルをご用意し、仕事に合わせた最適なプリントと生産性をご提供します。
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Twinロールプリント機能
3.2m幅の作図範囲を活かし、2本のメディア(210mm~1,524mm)に同時プリントが可能(※)です。2つの仕事を同時にこなせて生産性が向上します。メディア幅、2つのメディアの間隔は自動で読み取るため操作も簡単、また、幅違いのメディア(210mm~1,524mm)のセットも可能です。
※Twinロールは必ず同一種類のメディアをご使用下さい。
連続運転をサポートする連続運転ソリューション
あなたの代わりにプリント中のノズル抜けを自動で検知・復旧するアシスタントのような存在です。
『NCU』がノズル抜けの確認からクリーニングを行います。クリーニングでも復旧しない場合は『NRS』が自動で代替ノズルを設定してプリントを再開、連続出力時のノズル抜けによるメディアのロスを最少に抑えます。
自動でノズル抜けを検出、解決する
『NCU(Nozzle Check Unit)』
ノズルの状態をセンサーが自動で検知します。ノズル抜けを発見した場合は、自動でクリーニングを実行しノズル抜けの解消を行います。ノズルの状態を確認するタイミングは作図データごと、時間単位で設定が可能。連続出力時のノズル抜発生以降の出力物を全て無駄にすることを未然に防ぎます。
生産性を維持するための
『NRS(Nozzle Recovery System)』
クリーニングしても改善されないノズルトラブルは、サービスマンによる修理が必要になり、それが終わるまではプリンタを停止する必要がありました。『NRS』は『NCU』が発見し、クリーニングでも改善できなかったノズル抜けを別のノズルで代替してプリントします。サービスマンによる修理を待つ必要なく生産を再開できます(※)。
※プリントモードによってNRSを使用できない場合があります。
ホワイトインクのプリント品質を維持する『MCT(Mimaki Circulation Technology)』
ホワイトインクを定期的に循環させることで顔料の沈殿を効果的に抑制する『MCT』を搭載。トラブルを未然に防止するとともに、プリンタの立ち上がりから安定したプリントを実現します。また、『MCT』はインク廃液の抑制にも貢献し、環境的にも経済的にも優れた運用を後押しします。(※)
※MCTはホワイトインクのみに搭載しております。
ミマキ独自の画質コントロール技術
MFD1(Mimaki Fine Diffusion 1)
インクジェットプリンタでプリントする際には、画像データをプリント用データに変換するディザ処理が必要になります。ディザ処理には一般的にパターンディザ処理と誤差拡散処理がありますが、それぞれ特有のノイズが発生する恐れがあります。プリントデータにノイズが発生するとプリンタの性能が高くても色ムラやトーンジャンプなどが発生します。
当社では、パターンディザ処理と誤差拡散処理のハイブリッドでディザ処理を行う『MFD1』を開発し特許を取得(※)。標準RIPソフトウエア『RasterLink6Plus』に搭載することでディザ処理時のノイズを少なくし、色ムラやトーンジャンプの少ない美しいプリントを可能にします。
※特許番号 / 日本:第5230816号
MAPS4(Mimaki Advanced Pass System 4)
通常、パスの境界は直線になるため、少しのズレにより横シマが出るバンディングや、色ムラの原因になります。当社ではパスの端を拡散させ、境界線をグラデーションのようにすることで、バンディングや色ムラの発生を軽減する『MAPS』を開発し当社製品に搭載してきました。UJV55-320には、パスの端を拡散させるアルゴリズムを進化させた『MAPS4』を搭載。長尺出力時や、高速プリント時にも美しいプリントを継続して行えます。
波形コントロール
インクは色によって比重、粘度が異なります。吐出時の波形を最適にコントロールすることで、インクを真球に近い状態で真っ直ぐに吐出。真円に近い形でメディアに着弾させることで高画質を実現します。高い着弾精度を活かし、最小7plから最大36plのドットサイズを印刷条件に合わせて自動で選択することで、高画質で高精細な美しいプリントから、生産性を求められる高速プリントまで状況に応じて最適なプリントを可能にします。
オプション:ソフトメディア搬送キット(UJV55-320、SIJ-320UV用)
安定したソフトメディアの連続プリントが仕事の幅を広げます
UJV55-320・SIJ-320UVにソフトメディア搬送キット(品番:OPT-J0400)を取り付ける事で、これまでメディア搬送時に発生する“シワ”によりプリントが困難であったソフトメディアへのプリントが可能になります。
ソフトメディア搬送キットは引っ張りローラーとテンションバーによりシワの発生を抑制し、安定して搬送することで薄手のターポリン、ソフトPVC、ポリエステルバナー、養生シートと言ったソフトメディアへの美しいプリントを実現し仕事の幅を広げます。
モデル
UJV55-320 | 最大作図幅:3,200 mm | 標準価格(税別)5,650,000円 [税込価格 6,215,000円] |
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対応インク
LUS-120
用途
- 看板
- ウィンドウグラフィックス
- バナー
- ポスター
- カーラッピング
- 建材
新着情報
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2022年12月01日 お知らせ
商品価格改定のご案内:2023年1月5日出荷分~ -
2022年04月18日 お知らせ
「本体、サプライ」価格改定のご案内:2022年6月1日~分 -
2020年12月04日 製品情報
UJV55-320価格改定のお知らせ