『突き抜ける速さ』を実現する技術とインク性能
クラストップレベルのスピードを当社の技術とインク性能が可能にしました。
新開発ヘッドと吐出技術
新開発のヘッド2基をスタガ配列で配置することで1往復でプリントできる面積が広くなります。インクは色によって比重と粘度が異なりますが、吐出時の波形をコントロールすることでどの色のインクも真円に近い形状で真っ直ぐに吐出することが可能になりました。高い精度でメディアに着弾させることで高画質を実現。また、高精細なプリントに効果的な最小4plから、高速でプリントする際に力を発揮する最大35plサイズのドロップも正確に着弾させます。高精細で美しいプリントから、生産性を求められる高速プリントまで状況に応じて最適なプリントを可能にします。
高速プリントを実現するSS21インク
当社の技術を集結させたソルベントインク『SS21』は、メディアへの浸透性と溶剤の揮発性のバランスが良く高い乾燥性を実現しております。それにより、高速モードで使用してもにじみが発生しにくく、高濃度でのプリントが可能です。乾燥速度が速いので、プリント速度の速いモードでもブロッキング(巻取り時にインクの未乾燥が原因で発生するメディアの張り付き)が起きにくく、高い生産性を可能にします。
高付加価値を実現するソルベントインク『SS21』
新開発インクを加えた多彩なインク種
SS21インクでは従来のインクに加え、オレンジ、ライトブラックの2種類を新開発し合計9色をご用意いたしました。お仕事に合わせて最適なインクセットをお選びいただけます。
純正インク_ソルベントインクページ
■色数
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、ライトシアン(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)、ホワイト(W)、オレンジ(Or)、ライトブラック(Lk)
■インクセット
1)スピード重視の4色セット | |
2)滑らかな画質で高彩度の8色セット | |
3)ホワイトの高速プリントを可能6色+WWセット |
色域を広げるオレンジインク
SS21のオレンジインクを新開発。プロセスカラーとして追加することでPANTONEカラーチャートを近似色で約94.8%カバーしました。色域を拡大することで、食品のみずみずしさの表現や、コーポレートカラーの再現が可能になります。
モノクロを美しくするライトブラックインク
新開発のSS21ライトブラックインクは、グレースケール出力時に色転びや、トーンジャンプのないグレーバランスを実現します。モノクロデータの忠実な色再現や、粒状感のない人肌、スムーズなグラデーション表現が可能になります。
カラーインクを引き立てるホワイトインク
JV300では従来よりもドロップサイズを大きくすることでホワイトインクを高濃度でプリントできます。高濃度でプリントすることで隠蔽度が向上、透明/有色メディアにカラーをプリントする前の下地としてご使用いただくことで美しい発色を実現します。
低臭気で安全性の高いエコソルベントインク『ES3』
溶剤に比較的極性の弱いものを使い、低臭性と安全性を実現した高耐侯性のインクです。水性インクのようなコーティングしたメディアが不要のためランニングコストを低減できます。
純正インク_ソルベントインクページ
高濃度でのプリントが可能な水性昇華インク『Sb53』
Sb53インクは発色が良く高濃度でメリハリの効いた色鮮やかなプリントが可能な水性昇華インクです。従来の水性昇華インクより顔料が沈殿しにくいので、色ブレが少なく安定したプリントが可能。アパレル、スポーツユニフォーム、水着などのポリエステル素材へのプリントが行えます。
純正インク_水性昇華インクページ
ミマキの昇華インクジェットプリンタ
息をのむ美しさを実現する画質コントロール技術
安定して高画質プリントを可能にする『MAPS3』
通常、パスの境界は直線になるため少しのズレにより、横シマが出るバンディングや、色ムラの原因になります。「MAPS3」(Mimaki Advanced Pass System 3)ではパスの端を拡散させ、境界線をグラデーションのようにすることでバンディングや色ムラの発生を軽減します。
■MAPS3あり
パスの境界を拡散させるのでバンディングや
色ムラを軽減して美しい画質を実現。
■MAPS3なし
パスの境界線でバンディングが発生。
横スジや色ムラが入るため著しく画質を損なう。
最適なドットサイズを実現する『3Wayインテリジェントヒーター』
メディアの温度が適正でないと、高精度で吐出してもインクが最適なサイズで定着しません。(Img.6)
3Wayインテリジェントヒーターを搭載し、メディアをプリントに最適な温度に保つことで高画質を実現します。3つそれぞれのヒーターの役割はImg.7をご参照下さい。
「仕事を止めない」連続運転ソリューション
インクやメディア切れ、ノズル抜け等、生産性を維持する場合に懸念される項目は多くあります。
JV300では様々な技術をまとめて連続運転をサポートいたします。
自動でノズル抜けを検出、クリーニングする
『NCU(Nozzle Check Unit)』
ノズルの状態をセンサーが自動で検知します。ノズル抜けを発見した場合は自動でクリーニングを実行しノズル抜けの解消を行います。
ノズルの状態を確認するタイミングは作図データごと、時間単位で設定が可能。連続出力時のノズル抜発生以降の出力物を全て無駄にすることを未然に防ぎます。
生産性を維持するための『NRS(Nozzle Recovery System)』
ノズルを洗浄しても改善されないノズルトラブルはサービスマンによる修理が必要になり、それが終わるまではプリンタを停止していました。NRSは問題のあるノズルを別のノズルで代替することプリントを再開できるため、サービスマンの修理を待つこと無く生産性を維持できます。
プリンタの状態をメールでお知らせする
『イベントメール』
ワークの開始、終了、インク、メディア切れ等のエラーによるプリント中断などの情報を、JV300からインターネット経由(※)で指定したメールアドレスに直接送信します。プリンタから離れた場所にいても、出力状態を把握する事ができます。
※インターネット、LANの環境をご準備いただく必要があります。
ホワイトインク循環機能:MCT
ホワイトインクを定期的に循環させることで顔料の沈殿を効果的に抑制するMCTを搭載。トラブルを未然防止するとともに、マシンの立ち上がりから安定した出力を実現します。またMCTはインク廃液の抑制にも貢献し、環境的にも経済的にも優れた運用を後押しします。
※MCTはホワイトインクでのみ作動します。
(MCT = Mimaki Circulation Technology)
安心のインク供給システム
UISS(ダブルカートリッジ自動切替機能)
4色インクセットを使用した場合、片方のインクが切れると自動でもう片方のカートリッジからインクを供給します。インク切れによる出力停止を未然に防ぐことができます。
※Sb53の6Cインクセットの場合、UISSはMとBlでのみ機能します。
8Cインクセットでは機能しません。
※UISS = Uninterrupted Ink Supply System
ノンストップインク交換
4色インクセットを使用の場合、インクが無くなったカートリッジをプリント中に交換することができます。長尺プリント時のインク切れを防ぐことができるため、出力物を無駄にしてしまうことがありません。
※6C/8Cインクセットでは機能しません。
MBIS3(オプション)搭載で連続安定出力
本体に実装する大容量2Lインクパックにより連続プリント。2Lインクパックを使用することで、インク単価が下がるためランニングコスト削減にもつながります。また、架台が無いためスペースをとりません。
※MBIS3 = Mimaki Bulk Ink System 3
モデル
JV300-130 | 最大作図幅:1,361 mm | 標準価格(税別)1,900,000円 [税込価格 2,090,000円] |
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JV300-160 | 最大作図幅:1,610 mm | 標準価格(税別)2,200,000円 [税込価格 2,420,000円] |
JV300-190 | 最大作図幅:1,940 mm | 標準価格(税別)3,150,000円 [税込価格 3,465,000円] |
対応インク
用途
- 看板
- ウィンドウグラフィックス
- バナー
- タペストリー
- ポスター
- 旗・のぼり
- カーラッピング
- 壁紙
- スポーツアパレル
- インテリアファブリック
- ファッションテキスタイル
- 店内什器
用途例
事例&コラボ
新着情報
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