高画質・高精度プリント:最高1800dpi対応
最高1800dpiとライト色を含む6色対応
1800x1800dpiモード※搭載で、細密画のような画像や極小文字のプリントも美しく正確に再現します。
また、ライト色(LcLm)を含む6色カラー構成により、より自然で滑らかなグラデーションや粒状感のない美しいプリントが可能です。
※6C+2SPインクセット時のみ

ボールネジ機構:高精度プリントを実現する機械構造

ボールネジ
プリントテーブルの両側(X軸)に配置されたボールネジにより、プリント時のテーブル駆動を安定させて美しいプリントを行います。
Z軸側も同じくボールネジの採用により、テーブル耐荷重30kgで重量のある素材、工業用途の高精度治具などもご使用いただけます。
高生産性:菊半裁に対応した最速8.0m²/h※の生産性
プリントヘッド8基をスタガ配列することでプリントの高速化をはかり、クラストップレベルのプリント速度を実現しました。
プリントエリアは710mm×510mm(28 in×20 in)で、スクリーン印刷でよく使用される菊半裁判サイズへのプリントが可能です。
※4C+4C 600×600dpi 6Passの場合
プリント可能ワークサイズ

選べる8ヘッド/スタガ配列構成
8基のヘッド構成として、6+2スタガ(6C+2SP)または4+4スタガ(4C+4C/4SP)から選択いただけます。

ヘッド配列 | カラーセット | 特長 |
---|---|---|
6+2スタガ | 6C+2SP | CMYKLcLmの6色に2つの特色をプラスで高品質プリント |
4+4スタガ | 4C+4C | 4色CMYKダブルでプリントスピード重視の高生産 |
4+4スタガ | 4C+4SP | 4色CMYKと4つの特色で機能性/表現性をアップ |
※ヘッド構成は設置時に選択し、その後の変更も可能です。その際はサービスエンジニアが行います。
安定稼働を実現するミマキのテクノロジー:ダウンタイムを低減する自動メンテナンス機能
NCU(ノズルチェックユニット)& NRS(ノズルリカバリーシステム)
ヘッド内インク循環機構
インク循環機構がすべてのヘッドに搭載されており、インクの顔料の沈殿を防ぎ、ノズル抜けの原因となるインク内の気泡を除去してプリントを安定させることでクリーニング回数を減少させ、クリーニングにかかるインクのランニングコストを低減します。

2.5D厚盛プリント:最高5mm厚対応
従来の2.5D Texture Makerに厚さ5mmまでプリント可能な厚盛モードを搭載。
付加価値・クリエイティブが加速します。

LD3モード対応:最高10mmの高低差対応
高低差印刷 - LDモード(Long Distance Mode)
LDモードは印刷素材の表面に高低差がある場合でも最適な印刷を行える印刷モードです。
UJF-7151 plusII eではヘッドから印刷部分までの距離が最高10mm※までプリント可能なLD3モードに対応しました。
※ヘッドギャップ1.5mm含む


高速プライマー機能:従来速度の約3.7倍を実現
インクの密着を向上させるプライマー印刷の速度がこれまでの約3.7倍になり、生産性が大幅に向上します。
インクジェットプライマーによる自動塗布
樹脂系をはじめ、ガラスや金属、表面加工が施されている素材の密着性を向上させるインクジェットプライマー。
素材選択の幅が広がり、付加価値の高いアプリケーションが制作できます。

カラー印刷と同時にプライマーを塗布できるため、必要な部分のみに塗布することが可能です。
従来からの手作業によるプライマー塗布で失われてしまっていた基材の質感を残すことも可能です。
特許番号 / 日本:第5817059号 米国:US9,132,685 B2
インクセーブ機能:わずか2clickの簡単操作でインク消費量削減
わずか2クリックで、ランニングコストを削減する「インクセーブ機能」。自然な色調はそのままに、最大約42%のインク消費を節約できます。

多彩な表現効果を付加する高機能インク
ホワイトインク

透明や濃色メディアの下地として高濃度ホワイトインクをプリントし、フルカラー画像を鮮やかに表現します。
クリアインク
用途に応じて、マット、グロス、テクスチャーなど付加価値をプラスするクリアインクです。UJF-7151 plusII e に搭載のクリアプリントをコントロールするシステム「MCC (MimakiClear Control)」は、クリアインクの吐出と紫外線の照射を一度に行うことで、埃が付着する未硬化時間を最小にし、埃の付着・気泡の発生を抑えます。これにより高品質なグロス調表現や高濃度クリアでエンボス感のある表現ができ、高い着弾精度で細やかで美しいテクスチャがプリントできます。

メタリックインク
専用のシステム「MMC (Mimaki Metallic Control) 」によって、グロス/マット調に打ち分けることができます。
鏡面仕上げのような美しいグロス調プリントと光沢感を抑えたメタリックな質感のマット調プリントを使い分けることで、表現の幅が広がります。インクの吐出濃度を変えることにより、立体感のあるテクスチャ表現も可能です。光の当たり方で見え方が変わり、魅力的な訴求力を発揮できます。さらにメタリックインクにカラーインクを重ねると、カラーメタリックも可能となります。メタリック、カラー、メタリックカラーと組み合わせて使うことで意匠性の高いプリントが実現できます。

つながるデジタルプリンティング
「MDL(Mimaki Device Language)コマンド」に対応し、プリント工程の自動化を実現
お客様の生産システムや周辺機器が当社のプリンタを制御出来るようにするコマンドを提供しております。これを使用することでメディアをセットするテーブルの位置や高さ、プリント開始などのプリンタの動作を制御できます。また、プリンタのインク残量やエラー情報等も取得できます。
「MDLコマンド」については、当社から提供する技術情報(SDK)を使用してソフトウェアを開発していただくことで、お客様に最適なシステムの構築が可能になり、自動化・省力化へ貢献します。

UJF-7151 plusII e カタログ (5.09MB)
モデル
UJF-7151 plusII e | 最大作図範囲:710 x 510 mm |
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対応インク
用途

- 工業印刷

- パッケージ

- 円筒プリント
新着情報
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New 2025年10月21日 製品情報
厚みを超えた表現力。産業プリントの新基準:フラットベッドUVインクジェットプリンタ「UJF-7151 plusII e」を発表